月別アーカイブ: 2013年12月

「トレース土庄町」が完成しました!

広瀬12:10全景

 

12月1日より公開制作していた「トレース土庄町」が完成しました。              絵をクリックすると大画面で見れます。

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制作を終えて…

滞在制作当初、現在の土庄町を私的な第三者の視点から見聞きし、それを写しとるという制作プロセスで進めてきました。

絵をかくというより記録をすることに近かったと思います。

しかし、滞在制作後半になると無機質に写しとり、かいていた絵に表情が生まれ始めました。
10日にも満たない島の生活でしたが、第三者の自分が島の一部になっていったのかもしれません。
その感覚に反発したり、身を委ねたりしながら、制作を続けました。
結果、記録というには無理があるたくさんの感情や思いが入り交じった絵になりました。
島の方々と行く場所場所でたくさん話をしました。
そして、滞在中色々とお世話にもなりましたから当然のことなのかもしれません。
絵の中で変化していく様子も是非ご覧になってください。
島民の方々、滞在中よくして頂きましてありがとうございました。
広瀬陽

 

2013年の小豆島とのしょうアート化計画の展示もあと10日となりました。

東洋紡績記念館と土庄港フェリーターミナルで12月20日まで展示しています。

 

 

 

 

 

 

今日の「トレース土庄町」

12月6日の「トレースとの土庄町」

広瀬12:B  絵をクリックすると大きい画面で見れます。

広瀬12:6−3

広瀬12:6−1

毎日描かれる町の表情。

町の人と触合いながら描きたいと、12月9日まで公開制作しています。

制作中の東洋紡績記念館にもぜひ足を運んで下さい。

 

 

12月の展示が始まりました。

7月から始まった2013年小豆島とのしょうアート化計画の最後の展示は、土庄町の過去•現在•未来をテーマに12月20日まで展示しています。

東洋紡績記念館では、かつての日本や小豆島の経済を担った紡績工場で働いていた女工さんの思い出をカタチにした小林雅子の「記憶の糸」

現在の土庄町を描く広瀬陽(水道橋サクセス)の「トレース土庄町」                   12月1日から9日まで公開制作するこの作品は、彼が町で見て、触れて、感じたモノを集めて「今の土庄町」を描きます。

城戸みゆきの「光を観る」は土庄港フェリーターミナルから場所を変えての展示です。     彼女が感じた町の風景を覗いて下さい。

土庄港フェリーターミナルでは、子供たちと一緒に未来について考える山形忠正の「アニマルサミ  ットin 小豆島」

それぞれの作家が感じた「土庄町」をご覧下さい。

「記憶の糸」小林

 

小林5

小林7小林3

その昔、この場所で作られていたものと同じ糸で、室内を飾ってみる。            それは獲物を捕らえる蜘蛛の巣のような、記憶を伝える脳神経のように見えないだろうか…   今ここには、工場で働いていた、ある女工さんの記憶が捕らえられている。          それは個人的な記憶であるとともに、島の記憶でもある。                  大切な記憶を忘れずここに留める為に、また次の誰かに思い出を伝える為に、         この作品が役に立てば良いな…と思っている。

小林雅子

 

広瀬 「トレース土庄町」

広瀬12:1−2広瀬12:1

10日間滞在し、ひとつの絵を制作します。                         滞在中に見聞きした土庄町と、ネット上にある土庄町のイメージを断片的に収集しそれらを再構築していきます。私は観光客でなければ、もちろん町民ではありません。私的な感覚で、収集、再構成していく絵には土庄町の現在を強く意識し制作します。あるものを記録し、再構築していく行為は、絵を描くというより地図を書いていく感覚に近いと感じています。

広瀬陽(水道橋サクセス)

 

「光を観る」

城戸

土庄町で制作するために自転車を借りて色々なところを見て回るうち、観光という言葉について 考えた。光を観るという語感が面白く、何度も繰り返した。

由来となったのは中国の古典「易経」の『 観国之光、利用賓于王』という一節という。     解釈は諸説あるらしいが、国を観ることでそこに現れている王の威光を知るといった意味らしい。 また、「観」「光」とバラして考えてみる。 観とは占いに使った神聖な鳥であるコウノトリの姿をよく見てその意を察すること。光とは火を捧げ持った人が輝いて見える様子。

ついでに sightseeing もバラしてみる。sight、見ること、視界、光景、照準。seeing、見ること、 視覚。

私が小豆島に滞在した夏の終わりは、大雨と台風の隙間に太陽の輝く一週間だった。自転車を走ら せた最後の日に見たのは、雲の切れ間から漏れた光が海に浮かぶ島をスポットライトのように照ら し出す光景。 日常生活の普通の風景が光によって突然ドラマチックに変わる瞬間がそこにあった。美術もまた観光であると思った。

城戸みゆき

 

「アニマルサミットin小豆島」

山形OK2

山形C 山形B

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 島の子供たちが描いた「小豆島」

生き物・動物達の模様は、環境や進化においてできた生きるためカタチです。                                  人間も動物と同じ生き物として、青い地球に住み、共通の輝く生命を持っています。                   「アニマルサミットin小豆島」は、生き物に見える小豆島のカタチから、 未来、地球、環境、共生の世界を次世代を担う子供たちと一緒に考える場です。

小豆島の旗や動物柄の椅子には、穴が空いています。                                                                                   その穴は、目の前にあるモノだけでなく、その先にあるモノを考えて欲しいと言う 想いをこめて。

青い円卓にある柄の長いスプーンやフォークは、お互いを思いやる事を意味しています。                長すぎる柄のスプーンやフォークでは、それを使って自分で食べることはできません。                   お互いが食べさせ合うためにあります。

同じ卓にある人のカタチをしたビースを手にとって暗くして見ると光ります。                                      一人一人の「生」を意味する光です。                                                                                                       未来を担う島の子供たちにが描いた「小豆島の旗」と一緒に 未来、地球、環境、共生について           子供たちと話をしてみませんか。

山形忠正