月別アーカイブ: 2014年8月

ただいま秋の展示作品制作中!

とのしょうアート化計画2014の9月展示作品を土庄町のみなさんで準備中です。富丘通りのメインは、高橋理加さんの「願い事ひとつ」と旧三木医院の「臨」

小豆島のちらしで作ったお雛様が、富丘通り一体を飾る「願い事ひとつ」は、赤穂屋自治会を中心とした淵崎地区の皆さんと高橋理加さんで作っています。

WS1 赤穂屋自治会館でのワークショップ

WS2

親子で参加した家族に作り方を教えている高橋理加さん

かわいい 包装紙でこんなにかわいいお雛様を作った人も

富丘とおり

「願い事ひとつ」の展示場所はバス通りにあります

富丘通り商店街での展示によせて ー 高橋理加 ー

私は「商店街」が好きだ。スーパーマーケットが進出する以前は誰でも「商店街」で買い物をした。いわゆる「初めてのお使い」をしたのも商店街だった。店主達は忙しそうではあったが、幼い客にも「えらいね~!」などと声をかけつつ「オマケ」をしてくれたものだった。高度経済成長以後今日まで、全国の街の商店街は衰退し、店主の顔の見える買い物から、パッケージに貼られたシールを注視する買い物へと変わった。もちろん、消費者の「安くて便利」というニーズにあわせたものだが、近年多発する産地偽装、賞味期限偽装などは、我々消費者側の横着心の隙につけ込まれた感がある。人口減少期を迎え大量生産大量消費が時代の思想と合わなくなってきた今日、人と人とのふれあいの場としての商店街の機能も見直されつつある。

そんな中古い歴史を持つ街角の商店街が無くなる。富丘通り商店街はごま油の「かどや」発祥の地であり、病院や商店が軒を連ねる土庄町の中心地であったらしい。この場所の展示には、日々大量に送られてくる商品広告や商品包装紙を使った折り紙作品を地域の方々と伴に制作し、「本当の豊かさとは?」「本当に欲しいものは?」を、病院では「私たちの望む最後とは?」をともに考える作品を準備している。

近く道路が拡張されて町並みは変わり、古き良き商店街は地域の人々の記憶の中のみに残ることだろう。この場所でお年寄りや子供達が作品を共同制作することで、商店街の思い出や記憶が次の世代に引き継がれるきっかけになれば幸いに思う。

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赤穂屋自治会館前にある旧三木医院では、高橋さんの「臨」、恒星さんの「RINNE(仮)」、福島佳奈さんの「Missing Trace」を土日祝日限定で展示します。福島さんは、アート化計画2015の映像作品(宝生院のシンパク)の撮影後に立ち寄った三木医院でインスパイアされて急遽の参加です。

江戸幕府第15代征夷大将軍徳川慶喜や江戸時代の後期に来日して日本の蘭学に貢献したシーボルトとも繋がる歴史を持つ三木家。50数年前にその役目を終えた建物には、当時の名残りが残っています。旧三木医院では、アート作品だけでなく、この場所の歴史もあわせて展示をします。瀬戸内にある小さな島から日本の歴史に繋がっている時間と共に、病院という「生」と「死」が存在する場所で、癒すことの意味、生きること、死ぬことについて触れてみては…。

IMG_0361 現在の旧三木医院

三木医院前2 当時の三木医院

SONY DSC 高橋理加「臨」

恒星1 恒星 2013年に小豆島をテーマにして制作した180cmの木版画

生と死をテーマにした版画「RINNE(仮)」をただいま制作中。

福島2 福島佳奈「Missing Trace」

「Missing Trace」福島佳奈

メール、インターネット、ソーシャルメディア…とても身近になったツー ルを日常的に用い、それはとても簡単に、便利に、効率よく、いろいろな事を伝え、知る事ができる時代になった。 忘れがちだけど、クリックだけで、商品がインターネットから届くのではな いのだ、そこに道を走り、物を運ぶ”人”がいるから、手元に商品が届く。 情報に溢れ、なんだか人はどんどん感覚が鈍くなっている気がしてならない。ほこりを被った診察用の道具や沢山の書物、穴の開いた床。この場所で刻ま れた過去の時。 今、住む人がいなくなった後も、中庭には鬱蒼と草木が生い茂っていた。

祖父母から、父母から、私たちへ。命を伝え繋いでいる、ずっと昔から。

この診療所に訪れ、海を渡る船の中で、”伝える”という事を考え直した。

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富丘通りと同じく、9月から東洋紡績記念館屋駐車場での展示作品「ある風景」の光る風車を土庄町婦人会と土庄町役場の有志で制作しています。

風車3

風車4

風車1

土庄町福祉会館でのワークショップ

風車2

各地区の婦人会グループのチームワークの良さに脱帽です

おどり

休憩時間には、小豆島おどりの練習で和気あいあいと。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 「ある風景」は、9月1日(月)からの展示です。

土庄町にあるパワースポットのひとつ東洋紡績記念館駐車にある桜の樹の下には、伊丹裕さんによるストーンヘンジは9月19日まで展示。そして、9月20日(土)は、富丘八幡宮にて3万4000人のキャンドルナイトとのコラボレーション展示します。

パワーストーン2013

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

土庄フェリーターミナル2Fアート化計画案内所の中にあるキャンドルナイトのキャンドルデザインカップの制作コーナー。ここで作られたカップに、八十八カ所霊場のリサイクルろうそくが、9月20日のキャンドルナイトに灯ります。この灯りには、小豆島に受け継がれてきた伝統文化を浮かび上がらせる「灯りの芸術」として島の内外の人々、そして未来を担う子供たちに、この島の美しさを伝え残していきたいとう思いが込められています。

案内所のタワーには、かわいくて楽しいカップが増えています。みんなでたくさん作ってね。

 

 

 

1 minute museumー1分美術館ーの作品がHPで鑑賞できます。

i Phone限定鑑賞作品が、HPで鑑賞できます。

<i Phoneでの鑑賞>

1、AppStoreで「Tonoshow」のアプリをダウンロード

2、下記の作品紹介の画像をクリックして拡大画面にする

3、作品紹介にi Phoneをかざして、アプリのアイコンをタップすると拡張現実空間に作品が出現

画面をタップすると、フル画面にもなり、小さい画面に戻すときもタップするだけ

作品したの地球のアイコンをタップすると、作家のHPや小豆島の観光情報などが現れます

<i Phone 以外の方>

作品紹介となりの「***を観る」をクリックしてご覧下さい

yamgata2s  「アニマルサミットin小豆島」を観る

watanabe2s 「理屈じゃ語れない愛着」を観る

hirose2s 「トレース土庄」を観る

1分小林7:25 「記憶の糸」を観る

fukushima2s 「漂泊の境界」を観る

  

terakado2s 「息吹」を観る

atsuko2s 「ゴミを貸してください」を観る

 

i Phoneの1 minute museumー1分美術館ーは、10月4日までの限定公開です。

お見逃しなく!

 

 

今週末の展示はお休みします。

台風11号により8月9日(土) 10日(日) は、旧戸形小学校と東洋紡績記念館を休館します。

10円大仏の足の台風バーション?

10円大仏の足の台風バーション?

8月11日に予定していました「伊丹裕ワークショップ」も中止させて頂きます。伊丹ポスター改訂s

ダウジング•ロットを使ってパワースポットを探すワークショップは中止となりましたが、伊丹裕さんのストーンヘンジ「0磁場」プロジェクトの屋外作品は、台風通過後に設置をします。

今週末の展示はお休みですが、i Phoneで「Tonoshow」アプリをダウンロードされた方は、1minute museumー1分美術館ーの作品をこのHPでご覧になれます。

クリックして大画面にした作品紹介にiPhoneをかざして、アプリのアイコンをタップすると作品が現れます。

IMG_0473

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ゴミを貸してください@東洋紡績記念館屋外

息吹@東洋紡績記念館屋外

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fukushima2s

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1分小林7:25

ホワイトキューブ

ホワイトキューブ@東洋紡績記念館

来週からは、iPhoneをお持ちでない方にも、HPで作品が鑑賞出来るようなりますので、もうしばらくお待ち下さい mーーm

 

 

 

 

 

 

とのしょうアート化計画2014の夏の展示が始まりました。

8月は「日本一美しい学校」と言われた海の見える旧戸形小学校(現戸形公民館)、町の歴史を伝える産業遺産で昭和初期建築が印象的な東洋紡績記念館とその隣にある香川県信用組合土庄支店、土庄港フェリーターミナル2Fで展示しています。

旧戸形小学校では、高橋理加さんとオリーブの島合唱団による「かごめ」と小林雅子さんの「私たちはみんな子供だった」

かごめ

かごめ

子供たちの学び舎という役目を終えた教室に響く子供たちの声と幻影は、今を生きる私たちの姿を映し出しているようにも感じる。

私たちはみんなこどもだった

私たちはみんなこどもだった

トレーシングペーパのランドセルと窓ごしに見える風景がとても印象的。

町の古民具博物館

町の古民具博物館

アート作品の他に、弥生時代から伝わる大釜甑、電気を使わない木製冷蔵庫や、唐箕、縄ない機など、昔の町の生活を伝える町の博物館も楽しんで下さい。

展示会場入口

展示会場入口

教室からの風景

教室からの風景

東洋紡績記念館内のホワイトキューブでは、伊丹裕さんの「地球の公共絵画(7.83HZのシンフォニー)音を観る」と1minute museum-1分美術館-を展示。この作品は、パワースポットの正体を探るアート計画のひとつです。7.83Hzの周波数は、地球の中心の周波数だけでなく人間やイルカの脳の周波数で、それは、滝などのマイナスイオンが多く発生してるところにあり、見えない音を観る映像インスタレーション。

「知の空間」入り口

「知の空間」入り口

7.83Hzのシンフォニー

7.83Hzのシンフォニー

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8月11日(月)13:30-15:30 東洋紡績記念館駐車場にて伊丹裕ワークショップを開催します。

伊丹ポスター改訂s

 

1 minute museum ー1分美術館ー

とのしょうアート化計画2013の作品を、その展示場所で1分間の映像で観るi Phone限定のバーチャル美術館。App Store でTonoshowの無料アプリをダウンロードしてご鑑賞下さい。

ホワイトキューブ

ホワイトキューブ

現実の空間とi Pnoneで存在する空間のを同時に体験する拡張現実空間や、フル画面して展示空間を歩き回るバーチャル空間など、2つの鑑賞方法を楽しめます。

理屈じゃ語れない愛着

WATANABE

フル画面にして、館内を歩きながら鑑賞するのがオススメです。

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作品鑑賞後に地球のアイコンをタップすると、土庄町観光案内のHPにリンクします。気になる場所を見つけたら、足を運んでみるのもいいかも。

1分小林7:25

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作品鑑賞後に地球のアイコンをタップすると、小林雅子さんの他の作品も観れます。小林ワールドを堪能してみてはいかがですか。

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1分の予告編の後に、4分の本編が鑑賞できます。今年の夏の音と去年の風景がクロスする映像体験

1 minute museumの鑑賞方法は、アプリをダウンロロード後、壁にある作品紹介にi Phoneを向けてアプリのアイコンをタップするだけ。すべての操作は、画面をタップするだけで、拡張現実になったり、フル画面では、そのまま館内を歩きながら作品を鑑賞できます。

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東洋紡記念館の屋外でも、作品が観れます。

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香川県信用組合土庄支店では、今井紀彰さんの「10円大仏の足」を展示。

昨年は、東洋紡績記念館に地下から右足が出てきました。今年は、「しんくみ」まで歩いて行き左足が出てきました。次はどこへいくのでしょうか…。

IMG_0456 10円大仏の足

 

土庄港フェリーターミナルの2Fでは、先行展示をしている城戸みゆきさんの「光を観る」と1 minute museumー1分美術館館ーで山形忠正さんの「アニマルサミットin小豆島」を展示。

光を観る

光を観るの鑑賞風景

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アニマルサミットin 小豆島

アニマルサミットin 小豆島

さらに今年は、とのしょう観光協会の川下さんと石床さんによる「とのしょうアート化計画のインフォメーションセンター」が土庄港フェリーターミナル2Fに出来ました。

土庄港フェリーターミナル2F

とのしょうアート化計画インフォメーションセンター

展示会場へのアスセスやミニ情報など、楽しくて分かりやすい案内が壁いっぱいにあり、休憩スペース、9月20日に開催される「3万4000人のキャンドルナイト」キャンドルカップ作りを体験や携帯の充電などが出来ます。旅の始まりやフェリーの待ち時間に立ち寄って下さいね。

App StoreからTonoshowアプリをダウンロードされた方は、ポスターやパンフレットの表示にi Phoneをかざして、アイコンをタップ。画面に地球のアイコンが現れ、それをタップすると「とのしょうアート化計画」のHPにリンクします。HPでは、作品や展示場所のアクセス情報、観光情報など小豆島滞在に必要な情報が全てご覧になれます。

 

pstoer for app i Phone画面の地球アイコンをタップ

i Phoneを持っていない方でも、1 minute museumー1分美術館ーを鑑賞できるように、準備中ですので、もうしばらくお待ち下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「小豆島とのしょうアート化計画」開催のご挨拶

「小豆島とのしょうアート化計画」が、ここ小豆島土庄町 におきまして、昨年に引き続き開催できますことに、心から感謝の意を表します。

近年、瀬戸内海では現代アートを活用した地域おこしが行われており、既存の概念にとらわれない自由な表現活動は多くの注目を集めています。現代アートの魅力は、アーティストやプロジェクトによる作品の完成度の高さもさることながら、アートを通じて地域や世代・分野を超えた人々が交流し、新しい発想を生みだすことでこれからの“まちづくり”に繋がる可能性も秘められています。

この「とのしょうアート化計画」は、土庄町の歴史と文化をテーマに、地域住民とアーティストが一体となって現代アートを制作し、地元の活性化を目指すものです。今年も精鋭アーティストにご参加いただき、8月1日から10月4日までの約2ヶ月間、町内7会場での作品公開やワークショップを開催いたします。

今回は、昨年好評だったものを継続公開するほか、地元の風景や失われていく歴史にスポットをあてたもの、アーティストと地元の皆様がワークショップを積み重ねて創りあげたものがございます。それぞれの会場で、小豆島の昭和当時の面影や先人の方々の思い出や記憶と共に作品をご鑑賞ください。

また、斬新な取り組みとして昨年の作品を1分間の映像でみるバーチャル美術館「1minute museum-1分美術館-」をご提供します。目の前に展開される異空間をお楽しみください。

この夏が多くの皆様にとりまして、小豆島でアートと共に過ごされる時間が良き思い出となることを心から願っております。

最後になりましたが、本プロジェクトに参加されました皆様方をはじめ、ご尽力されました関係者の皆様のご苦労に対し心から感謝と敬意を表しまして、ご挨拶とさせていただきます。

土庄町長 三枝邦彦