9月20日(土)は、3万4000人のキャンドルナイトin 小豆島

富丘八幡神社で開催の「3万4000人のキャンドルナイトin 小豆島」にアート化計画も参加します 東洋紡績記念館に展示中の伊丹裕さんのストーンヘンジ「0磁場」がキャンドルナイト•バージョンとして移動展示。

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地球の中心の周波数7.38Hzと灯りのコラボレーション作品に変化します。

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キャンドルナイトは、小豆島八十八カ所霊場で使い終わって廃棄されるロウソクで作った灯りで島の各地で受け継がれて来た伝統文化を浮かび上がらせて、小豆島の新しい”灯りの芸術”として、島内外の人たちや未来を担う子供たちのその美しさを伝え残していく活動です。

IMAG0404 みんなでロウソクをつくり

sDSC_4023 みんなで灯りをともします

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 今年は、土庄港フェリーターミナル2Fのアート化計画案内所にキャンドルのデザインカップをつくるコーナを設けて、観光客もたくさんつくりました

富丘八幡宮神社は、「日本書記」に登場する応神天皇が宿泊したと伝えられている場所

八幡神社2 富丘八幡神社への入口の階段を昇ると

八幡神社1 お祭りを鑑賞する段々畑のような桟敷席があり

富丘八幡3 参拝道からは、小豆島の名前の由来になった

富丘八幡4 あずき島が見え、海からの風が気持いいです

26年度企画書 普段の夜は真っ暗な富岡八幡神社を灯りで飾る

img-0920-candlenight 今年は、これまでにないスケールで開催

キャンドルの点灯は17:30。当日はキャンドルのデザインカップや、富丘通りを飾っている「願い事ひとつ」のチラシ雛を作ったりできるコーナーもあり、20:30まで楽しめます。

雨にならないように、てるてる坊主をつくって待っていてね!

 

 

 

 

 

 

 

小豆島土庄町淵崎リズム採集

9月14、15日に開催した来島友幸さんによる「小豆島土庄町淵崎リズム採集」の風景を紹介します

リズムHP クリックすると大きくなります

一日目は、「リズム計り器」をもって淵崎の路地でリズムを採集

20140914_05 手のひらサイズの「リズム計り器」

20140914_01 一つ目のリズム採集は、自治会館側の路地で

20140914_02 二つ目は、伝法川の側で

20140914_03 ちょっと慣れて余裕が出てきて

20140914_04 三つ目は「止まれ」が4っもある路地で

20140914_06 リズムと一緒に心拍数も計ります

二日目は、地主神社で「リズム採集」

20140915_01 坂の途中で「リズム採集」の練習

20140915_02 自分の気持いいリズムを探します

20140915_04 地主神社で「リズム採集」

20140915_05 楽しくまじめに

20140915_06 音を探す子供たち

20140915_03 見つけた音を記録

夏のような日差しで、たくさんの子供たちが参加してまるで夏休みのような雰囲気でした。採集した音の記録を2つ作り、ひとつは参加者に渡して、もうひとつは来島さんの標本として日本中のたくさんの人のリズム中に土庄町のリズムが追加されました。

File01 File02  クリックするとFile03 File04 大きくなります

『人のリズムを計る。なぜ計るのか ? 明確な答えはないかもしれません。ただひとつには見ることのできないもの、ヒトの持つ時間感覚をリズムというカタチで見てみたい。無意識を意識してみたいという欲求からです。 別に難しいことはなにもありません。同じ1分でもその場所やそのときの身体の状態でながーく感じたりしませ んか。どきどき、わくわく、はらはら、ぼーっと、ぼーっと、、、変わります。ヒトの感じる時間はゴムのよう に伸びたり縮んだりアバウトに変わります。アバウトに変わるヒトの時間感覚をアバウトに計ろうとする試みです。ある場所の、ある時の、あるヒトのリズムの採集』

 

 

 

 

小豆島土庄町淵崎リズム採集ワークショップを開催します!

秋の展示も2週目に入りました。今週末の旧三木医院の開館は、9/13(土)14(日)15(月)の三日間です。

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そして、9/14(日)15(月)の13:30から15:00で来島友幸さんの「小豆島土庄町淵崎リズム採集ワークショップ」を開催。集合場所は旧三木医院前の赤穂屋自治会館で当日は12:00から開いてます

リズム 画面をクリックすると大きくなります

手のひらサイズのリズムを作る道具(リズム計り器)を使うサウンドアートのワークショップです。サウンドアートは聞き慣れない言葉ですが、是非この機会にみなさん参加してくださいね。

リズム計り器を持って街を散策する約1時間のワークショップで、自分だけのリズムを探してみてねハマると面白いですよ!

リズム計り器 来島さん制作のリズムを作る道具「リズム計り器」

アート化計画開催期間中に富丘通りを飾っているチラシ雛は、赤穂屋自治会の方が高橋理加さんと一緒に制作し、随所に町のみなさんのアイデアが反映されて、とってもイイ感じです。道路拡張工事でなくなるこの風景は、今だけのもの。リズム計り器を手にして、目と耳でアートのある町並みを楽しんで。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 街を飾るチラシ雛は、日々増殖中。IMG_0095 さすがです。

IMG_0615 チラシ雛に願掛けをして、飾ってください。

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富丘通りから歩いて3分の東洋紡績記念館の屋外では、土庄町婦人会と安田敦子さんで制作した「ある風景」を展示しています。風の吹いている日がオススメです。

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総勢92名の婦人会の方が作品制作に携わりました。

「ある風景」土庄町婦人会 画面をクリックすると大きくなります。

IMG_0589 風車を組み立て

IMG_0661   43番目のメルセンヌ素数の順番にならべ

IMG_0662 最後に記念写真

IMG_0582 旧戸形小学校の作品鑑賞の合間に子供たちや

IMG_0580 土庄中学の英語の先生も制作のお手伝い

たくさんの人が関わった作品です。

 

 

 

 

 

 

秋の展示が始まりました!

8月の旧戸形小学校での展示は終わりましたが、9月からは淵崎の富丘通りと東洋紡績記念館で新しい展示が始まりました。

秋は、土庄町のみなさんと作家が一緒に制作した作品をメインに、商店街、病院、八幡神社など様々な場所で作品を展示しています。

アート@東洋紡績記念館では、土庄町婦人会の皆さんが中心になって安田敦子さんと制作した「ある風景」と羽場文彦さんの「虚構の中にあるもの」を展示しています。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 1,815個の風車が回る「ある風景」

「ある風景」
この作品は、2013年の瀬戸内国際芸術祭に島に訪れた観光客が残したペットボトルで作る「ゴミを
貸してください – rubbish foots print project」のアート作品の第2段です。「リサイクル可能な状態でアートを作る」ルールに従って土庄町婦人会を中心とした町のみなさんと一緒に作りました。
作品タイトルに使用している風景の「景」には「ひかり」という意味があり「ある風景」には、ふたつの意味を込めています。
そのひとつは、土庄町のみなさんと制作するために共有した時間。
不揃いなカタチや色んな方向を向いている風車ですが、風が吹くと一生懸命に回り、鮮やかな色の環が現れます。それは、風車作りを通じて見える町の風景と似ています。
もうひとつは、空中に絵を描く風景「Chance Painting」風によって現れる色を和を観る空中絵画です。風によって現れる、その一瞬だけを楽しむ風景です。
この風車の真ん中は、暗闇でひかります。
残念ながら、この展示場所は暗闇にならないのですが、丑三つ時あたりに作品紹介の下の箱に
入っているブラックライトを使って作品を鑑賞して下さい。このライトは、絵を描く筆のようなもので、ひかりを風車にあてることで、別の風景が現れます。
時間も、風や光が描く風景も一瞬だけのものですが、
それが「記憶」として心の中に残してもらえたらこの作品は幸せモノです。
この作品は9月25日までの展示となり、作品は解体•リサイクル処理して、次の作品の素材に変わります。
*9,152,052の数字からなる現時点で世界最大と確認されている43番目のメルセンヌ素数の0から9の数字を色に変換してつくる作品は、2006年よりRPG painting(ロールプレイングゲーム絵画ーその時代や場所に応じて変容する絵画ー)としてヨーロッパで「almost  infinity」「God does not play dice」を制作。今回は日本の小豆島で「ある風景」という作品になりました。
風車の色は、43番目のメルセンヌ素数の90,721から92,536の色です。
これからもこの作品は、海の向こうの国で RPG painting として世界中と繋がっていきます。
安田敦子
東洋紡績記念館内のホワイトキューブの内側では、羽場文彦さんの陶器タイルの作品を展示。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA 「虚構の中にあるもの」
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「虚構の中にあるもの」
写真という現実をそのまま平面に再現する。
機械的な技術と、半永久的な素材であるやきものを使って作品を作っています。
今回は、写真を反転させて組み合わせたパターンを小さなやきものの作品に焼き付けたものと
それを取り囲む空間に紙で再現したものを対比させています。
真実と虚構の境目を作品に中にみていただきたいと思います。
羽場文彦
作品のタイルに写真プリントされているのは、蚤です。
私たち人間の目線でみる蚤は小さな虫でしかありませんが、顕微鏡や観るなど眼差しを変えると
蚤も不思議な美しさや別の世界を見せてくれます。
パワーストーン2013「ストーンヘンジ「0磁場」プロジェクト」
東洋紡績記念館屋内ホワイトキューブでの伊丹裕さんの展示は終了しましたが、屋外にある桜の木の下に「0磁場」ストーンヘンジを引き続き展示しています。
このストーンヘンジは、キャンドルナイトとのコラボレーション作品として、9月20日に富丘八幡神社に移動して石と灯りの作品にバーションアップして展示します。
アート@富丘通りでは、赤穂屋自治会を中心とした土庄町のみなさんと高橋理加さんが制作した「願い事ひとつ」のチラシ雛が通りを飾っています。
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富丘通りを飾るチラシや包装紙で作ったお雛様には、願い事を書いた「願い雛」が入っています
お散歩の合間に願い雛を探してみてください。
みなさんもお雛様を作って、願掛けして飾って下さいね。
増殖大歓迎です!
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富丘通りの赤穂屋自治館前にある旧三木医院では、アート@旧三木医院として高橋理加さん、恒星さん、福島佳奈さんの作品を展示しています。
50年以上前に閉院したこの由緒ある病院では、アート作品だけでなく、当時の三木医院の歴史も紹介しています。
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入口の土間では恒星さんの180cmの木版画。

『「PRE NARASARE」「NARASARE」仁王様の対の作品では、西洋医学が中心になってしまった日本の医療へのアイロニーとして、最後の門番と してそこに立って頂きました。人々が無病息災を祈ること、生老病死の四苦、西洋や東洋、国や地域、大陸と島々、様々な環境・風土・習慣の中で異なる生死観、、、。』

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正面の部屋は、待合室で左の窓から処方箋を渡していたそうです。
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その向かいには三木医院からインスピレーションを受けて制作した版画を展示。
『対となる「MIKI ZERO」「MIKI ONE」では、この三木医院での自然と人との繋がり、生命の輪廻、光と闇、宇宙、○・円・縁、、、。同じであるが違って観える錯覚を用いて和紙を支持体に日本 の風土を意識し制作した作品です。』
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奥のガラスには三木医院の素描が飾られていて、庭の緑が色を添えています。
『実際に観て感じた旧三木医院の情景を半透明なトーレーシングペーパー8枚に鉛筆で描いた「MIKI8Drawings Of Remembrance」では、人とモノ、記憶と忘却、生命と物質。そうした根本的 題材を至ってシンプルに描くことで、観ることと、感じること、そうした行為の繰り返しの中から、その場に棲む何かを、旧三木医院の関 わった人たちの眼差しをガラス越しに追体験するかのように、中庭の光と共にガラスに直接貼って展示した作品です。』

「MIKI  ~ZERO-ONE-RINNE~ (三木 ~零‐壱‐輪廻~)」

旧三木医院を実際に見学させて頂き、その場所、空気を感じ制作した新作「MIKI ZERO」「MIKI ONE」「MIKI 8Drawings Of Remembrance」の10点と、昨年東洋紡績記念館で展示した「PRE NARASARE」「NARASARE」仁王様をテーマにした作品を正面入口入った両脇に展示致します。計12点で「MIKI  ~ZERO-ONE-RINNE~(三木 ~零‐壱‐輪廻~)」というタイトル としました。

小さい時分、時たま熱を出して町の医院に行ったのを思い出す。その独特の匂いとガラス戸の重い出入り口。 老先生の仏像のような細い目に言葉少なで、やさしい言葉遣い。看護師はテキパキ過ぎず、一般の人とどことなく雰囲気が違う振る舞いと所作。帰りにもらう青い印字の簡素な薬の袋。その苦い薬の味と、医院の匂いは今でも脳裏に焼き付いている。

何だか妙な世界に来たような、身近な異空間であったようにおもう。そして大人になり、その医院も老先生 の代を最後に閉じてしまった。

「死ぬのはいつも他人ばかり」と何処かの芸術家は言ったが、自分の死は自分は知ることが出来ないのだろう か?生きていることについて、わたしは何を感じ、考え、知覚したのだろうか。二元論や虚無主義に留まらず、人類の歴史の中で、時 代・民族・宗教・文化などから多様な死生観があるなかで、この現代の複雑に絡み合った問題をみていると、改めてもう一度、様々な角度 から生死について私たちは、真剣に向きあわなければならない分岐点にきていると思っている。

時折、小さい子供は偉大な詩人であり画家だ。さらりと本質を突いた言葉や鮮やかな光を放つ。そんな言葉や 絵たちと出会うとき、如何に感覚を開いた状態でいかなる物事についても向き合うことの大事さに気づかされる。

わたしの10代からの制作の テーマの中に、生命の差異というものがある。今一度わたしも感覚を出来るだけ開いた状態で制作をしてみたいと今思っている。

小豆島への関わり中でさらに自己の中で強く感じていることは、生きることと芸術していることが、いつの日か区別なく融和した世界が体感出来るような作品をつくってみたいと夢想しているところである。

恒星

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入口左側の部屋に展示している福島佳奈さんの「Missing Trace」

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「Missing Trace」福島佳奈

メール、インターネット、ソーシャルメディア…とても身近になったツー ルを日常的に用い、それはとても簡単に、便利に、効率よく、いろいろな事を伝え、知る事ができる時代になった。 忘れがちだけど、クリックだけで、商品がインターネットから届くのではな いのだ、そこに道を走り、物を運ぶ”人”がいるから、手元に商品が届く。 情報に溢れ、なんだか人はどんどん感覚が鈍くなっている気がしてならない。ほこりを被った診察用の道具や沢山の書物、穴の開いた床。この場所で刻ま れた過去の時。 今、住む人がいなくなった後も、中庭には鬱蒼と草木が生い茂っていた。

祖父母から、父母から、私たちへ。命を伝え繋いでいる、ずっと昔から。

この診療所に訪れ、海を渡る船の中で、”伝える”という事を考え直した。

入口右側には、昭和初期以前より使用されていた医療道具や薬、書籍など貴重な資料を展示して町の小さな博物館になっています。

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その奥にある昔の診察室には、高橋理加さんの「臨」を展示しています。

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「臨」

江戸時代の蘭方医から連なる医師の家系である三木家。昭和初期まで使われていた三木病院。

この場所では、きっと何百という「生」と「死」のドラマが繰り返されて来たことだろう。三木氏の御先祖が医師を始めた時代では、病院で生まれて病院で亡くなるという事は、当たり前では無かった。しかし近年我々の「生」と「死」を取り巻く環境は激変した。特に私たちの「死」を取り巻く環境は複雑になった。ベッドの上で、身体中にチューブをつながれて、最期の瞬間を迎えるまで機械に生かされている。実父を看取る時にその様子に違和感を覚えた。親族として一分一秒でも長その命を繋ぎ止めたいという思いがある一方、こんなチューブ、全て抜き去って楽にしてあげたい。そんな気持ちが交錯する。「死」に臨む当人の意思を聞けない以上、そこに正解は無い。

作品は、そんな経験から「死」について考えたものである。思いに正解が無い様に、この作品の意味するところにも正解は無い。古き良き時代の面影を色濃く残す病院で、見る人それぞれの「臨」む時に思いを馳せていただく。それが、我々の明日からの「生」を考えることにもなるのではないだろうか。

高橋理加

旧三木医院は、9月の土、日、祝日09:00-17:00の限定開館です。

 

 

 

 

 

ただいま秋の展示作品制作中!

とのしょうアート化計画2014の9月展示作品を土庄町のみなさんで準備中です。富丘通りのメインは、高橋理加さんの「願い事ひとつ」と旧三木医院の「臨」

小豆島のちらしで作ったお雛様が、富丘通り一体を飾る「願い事ひとつ」は、赤穂屋自治会を中心とした淵崎地区の皆さんと高橋理加さんで作っています。

WS1 赤穂屋自治会館でのワークショップ

WS2

親子で参加した家族に作り方を教えている高橋理加さん

かわいい 包装紙でこんなにかわいいお雛様を作った人も

富丘とおり

「願い事ひとつ」の展示場所はバス通りにあります

富丘通り商店街での展示によせて ー 高橋理加 ー

私は「商店街」が好きだ。スーパーマーケットが進出する以前は誰でも「商店街」で買い物をした。いわゆる「初めてのお使い」をしたのも商店街だった。店主達は忙しそうではあったが、幼い客にも「えらいね~!」などと声をかけつつ「オマケ」をしてくれたものだった。高度経済成長以後今日まで、全国の街の商店街は衰退し、店主の顔の見える買い物から、パッケージに貼られたシールを注視する買い物へと変わった。もちろん、消費者の「安くて便利」というニーズにあわせたものだが、近年多発する産地偽装、賞味期限偽装などは、我々消費者側の横着心の隙につけ込まれた感がある。人口減少期を迎え大量生産大量消費が時代の思想と合わなくなってきた今日、人と人とのふれあいの場としての商店街の機能も見直されつつある。

そんな中古い歴史を持つ街角の商店街が無くなる。富丘通り商店街はごま油の「かどや」発祥の地であり、病院や商店が軒を連ねる土庄町の中心地であったらしい。この場所の展示には、日々大量に送られてくる商品広告や商品包装紙を使った折り紙作品を地域の方々と伴に制作し、「本当の豊かさとは?」「本当に欲しいものは?」を、病院では「私たちの望む最後とは?」をともに考える作品を準備している。

近く道路が拡張されて町並みは変わり、古き良き商店街は地域の人々の記憶の中のみに残ることだろう。この場所でお年寄りや子供達が作品を共同制作することで、商店街の思い出や記憶が次の世代に引き継がれるきっかけになれば幸いに思う。

………………………

赤穂屋自治会館前にある旧三木医院では、高橋さんの「臨」、恒星さんの「RINNE(仮)」、福島佳奈さんの「Missing Trace」を土日祝日限定で展示します。福島さんは、アート化計画2015の映像作品(宝生院のシンパク)の撮影後に立ち寄った三木医院でインスパイアされて急遽の参加です。

江戸幕府第15代征夷大将軍徳川慶喜や江戸時代の後期に来日して日本の蘭学に貢献したシーボルトとも繋がる歴史を持つ三木家。50数年前にその役目を終えた建物には、当時の名残りが残っています。旧三木医院では、アート作品だけでなく、この場所の歴史もあわせて展示をします。瀬戸内にある小さな島から日本の歴史に繋がっている時間と共に、病院という「生」と「死」が存在する場所で、癒すことの意味、生きること、死ぬことについて触れてみては…。

IMG_0361 現在の旧三木医院

三木医院前2 当時の三木医院

SONY DSC 高橋理加「臨」

恒星1 恒星 2013年に小豆島をテーマにして制作した180cmの木版画

生と死をテーマにした版画「RINNE(仮)」をただいま制作中。

福島2 福島佳奈「Missing Trace」

「Missing Trace」福島佳奈

メール、インターネット、ソーシャルメディア…とても身近になったツー ルを日常的に用い、それはとても簡単に、便利に、効率よく、いろいろな事を伝え、知る事ができる時代になった。 忘れがちだけど、クリックだけで、商品がインターネットから届くのではな いのだ、そこに道を走り、物を運ぶ”人”がいるから、手元に商品が届く。 情報に溢れ、なんだか人はどんどん感覚が鈍くなっている気がしてならない。ほこりを被った診察用の道具や沢山の書物、穴の開いた床。この場所で刻ま れた過去の時。 今、住む人がいなくなった後も、中庭には鬱蒼と草木が生い茂っていた。

祖父母から、父母から、私たちへ。命を伝え繋いでいる、ずっと昔から。

この診療所に訪れ、海を渡る船の中で、”伝える”という事を考え直した。

…………………………

富丘通りと同じく、9月から東洋紡績記念館屋駐車場での展示作品「ある風景」の光る風車を土庄町婦人会と土庄町役場の有志で制作しています。

風車3

風車4

風車1

土庄町福祉会館でのワークショップ

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各地区の婦人会グループのチームワークの良さに脱帽です

おどり

休憩時間には、小豆島おどりの練習で和気あいあいと。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 「ある風景」は、9月1日(月)からの展示です。

土庄町にあるパワースポットのひとつ東洋紡績記念館駐車にある桜の樹の下には、伊丹裕さんによるストーンヘンジは9月19日まで展示。そして、9月20日(土)は、富丘八幡宮にて3万4000人のキャンドルナイトとのコラボレーション展示します。

パワーストーン2013

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土庄フェリーターミナル2Fアート化計画案内所の中にあるキャンドルナイトのキャンドルデザインカップの制作コーナー。ここで作られたカップに、八十八カ所霊場のリサイクルろうそくが、9月20日のキャンドルナイトに灯ります。この灯りには、小豆島に受け継がれてきた伝統文化を浮かび上がらせる「灯りの芸術」として島の内外の人々、そして未来を担う子供たちに、この島の美しさを伝え残していきたいとう思いが込められています。

案内所のタワーには、かわいくて楽しいカップが増えています。みんなでたくさん作ってね。

 

 

 

1 minute museumー1分美術館ーの作品がHPで鑑賞できます。

i Phone限定鑑賞作品が、HPで鑑賞できます。

<i Phoneでの鑑賞>

1、AppStoreで「Tonoshow」のアプリをダウンロード

2、下記の作品紹介の画像をクリックして拡大画面にする

3、作品紹介にi Phoneをかざして、アプリのアイコンをタップすると拡張現実空間に作品が出現

画面をタップすると、フル画面にもなり、小さい画面に戻すときもタップするだけ

作品したの地球のアイコンをタップすると、作家のHPや小豆島の観光情報などが現れます

<i Phone 以外の方>

作品紹介となりの「***を観る」をクリックしてご覧下さい

yamgata2s  「アニマルサミットin小豆島」を観る

watanabe2s 「理屈じゃ語れない愛着」を観る

hirose2s 「トレース土庄」を観る

1分小林7:25 「記憶の糸」を観る

fukushima2s 「漂泊の境界」を観る

  

terakado2s 「息吹」を観る

atsuko2s 「ゴミを貸してください」を観る

 

i Phoneの1 minute museumー1分美術館ーは、10月4日までの限定公開です。

お見逃しなく!

 

 

今週末の展示はお休みします。

台風11号により8月9日(土) 10日(日) は、旧戸形小学校と東洋紡績記念館を休館します。

10円大仏の足の台風バーション?

10円大仏の足の台風バーション?

8月11日に予定していました「伊丹裕ワークショップ」も中止させて頂きます。伊丹ポスター改訂s

ダウジング•ロットを使ってパワースポットを探すワークショップは中止となりましたが、伊丹裕さんのストーンヘンジ「0磁場」プロジェクトの屋外作品は、台風通過後に設置をします。

今週末の展示はお休みですが、i Phoneで「Tonoshow」アプリをダウンロードされた方は、1minute museumー1分美術館ーの作品をこのHPでご覧になれます。

クリックして大画面にした作品紹介にiPhoneをかざして、アプリのアイコンをタップすると作品が現れます。

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ゴミを貸してください@東洋紡績記念館屋外

息吹@東洋紡績記念館屋外

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1分小林7:25

ホワイトキューブ

ホワイトキューブ@東洋紡績記念館

来週からは、iPhoneをお持ちでない方にも、HPで作品が鑑賞出来るようなりますので、もうしばらくお待ち下さい mーーm

 

 

 

 

 

 

とのしょうアート化計画2014の夏の展示が始まりました。

8月は「日本一美しい学校」と言われた海の見える旧戸形小学校(現戸形公民館)、町の歴史を伝える産業遺産で昭和初期建築が印象的な東洋紡績記念館とその隣にある香川県信用組合土庄支店、土庄港フェリーターミナル2Fで展示しています。

旧戸形小学校では、高橋理加さんとオリーブの島合唱団による「かごめ」と小林雅子さんの「私たちはみんな子供だった」

かごめ

かごめ

子供たちの学び舎という役目を終えた教室に響く子供たちの声と幻影は、今を生きる私たちの姿を映し出しているようにも感じる。

私たちはみんなこどもだった

私たちはみんなこどもだった

トレーシングペーパのランドセルと窓ごしに見える風景がとても印象的。

町の古民具博物館

町の古民具博物館

アート作品の他に、弥生時代から伝わる大釜甑、電気を使わない木製冷蔵庫や、唐箕、縄ない機など、昔の町の生活を伝える町の博物館も楽しんで下さい。

展示会場入口

展示会場入口

教室からの風景

教室からの風景

東洋紡績記念館内のホワイトキューブでは、伊丹裕さんの「地球の公共絵画(7.83HZのシンフォニー)音を観る」と1minute museum-1分美術館-を展示。この作品は、パワースポットの正体を探るアート計画のひとつです。7.83Hzの周波数は、地球の中心の周波数だけでなく人間やイルカの脳の周波数で、それは、滝などのマイナスイオンが多く発生してるところにあり、見えない音を観る映像インスタレーション。

「知の空間」入り口

「知の空間」入り口

7.83Hzのシンフォニー

7.83Hzのシンフォニー

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8月11日(月)13:30-15:30 東洋紡績記念館駐車場にて伊丹裕ワークショップを開催します。

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1 minute museum ー1分美術館ー

とのしょうアート化計画2013の作品を、その展示場所で1分間の映像で観るi Phone限定のバーチャル美術館。App Store でTonoshowの無料アプリをダウンロードしてご鑑賞下さい。

ホワイトキューブ

ホワイトキューブ

現実の空間とi Pnoneで存在する空間のを同時に体験する拡張現実空間や、フル画面して展示空間を歩き回るバーチャル空間など、2つの鑑賞方法を楽しめます。

理屈じゃ語れない愛着

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フル画面にして、館内を歩きながら鑑賞するのがオススメです。

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作品鑑賞後に地球のアイコンをタップすると、土庄町観光案内のHPにリンクします。気になる場所を見つけたら、足を運んでみるのもいいかも。

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作品鑑賞後に地球のアイコンをタップすると、小林雅子さんの他の作品も観れます。小林ワールドを堪能してみてはいかがですか。

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1分の予告編の後に、4分の本編が鑑賞できます。今年の夏の音と去年の風景がクロスする映像体験

1 minute museumの鑑賞方法は、アプリをダウンロロード後、壁にある作品紹介にi Phoneを向けてアプリのアイコンをタップするだけ。すべての操作は、画面をタップするだけで、拡張現実になったり、フル画面では、そのまま館内を歩きながら作品を鑑賞できます。

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東洋紡記念館の屋外でも、作品が観れます。

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香川県信用組合土庄支店では、今井紀彰さんの「10円大仏の足」を展示。

昨年は、東洋紡績記念館に地下から右足が出てきました。今年は、「しんくみ」まで歩いて行き左足が出てきました。次はどこへいくのでしょうか…。

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土庄港フェリーターミナルの2Fでは、先行展示をしている城戸みゆきさんの「光を観る」と1 minute museumー1分美術館館ーで山形忠正さんの「アニマルサミットin小豆島」を展示。

光を観る

光を観るの鑑賞風景

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アニマルサミットin 小豆島

アニマルサミットin 小豆島

さらに今年は、とのしょう観光協会の川下さんと石床さんによる「とのしょうアート化計画のインフォメーションセンター」が土庄港フェリーターミナル2Fに出来ました。

土庄港フェリーターミナル2F

とのしょうアート化計画インフォメーションセンター

展示会場へのアスセスやミニ情報など、楽しくて分かりやすい案内が壁いっぱいにあり、休憩スペース、9月20日に開催される「3万4000人のキャンドルナイト」キャンドルカップ作りを体験や携帯の充電などが出来ます。旅の始まりやフェリーの待ち時間に立ち寄って下さいね。

App StoreからTonoshowアプリをダウンロードされた方は、ポスターやパンフレットの表示にi Phoneをかざして、アイコンをタップ。画面に地球のアイコンが現れ、それをタップすると「とのしょうアート化計画」のHPにリンクします。HPでは、作品や展示場所のアクセス情報、観光情報など小豆島滞在に必要な情報が全てご覧になれます。

 

pstoer for app i Phone画面の地球アイコンをタップ

i Phoneを持っていない方でも、1 minute museumー1分美術館ーを鑑賞できるように、準備中ですので、もうしばらくお待ち下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「小豆島とのしょうアート化計画」開催のご挨拶

「小豆島とのしょうアート化計画」が、ここ小豆島土庄町 におきまして、昨年に引き続き開催できますことに、心から感謝の意を表します。

近年、瀬戸内海では現代アートを活用した地域おこしが行われており、既存の概念にとらわれない自由な表現活動は多くの注目を集めています。現代アートの魅力は、アーティストやプロジェクトによる作品の完成度の高さもさることながら、アートを通じて地域や世代・分野を超えた人々が交流し、新しい発想を生みだすことでこれからの“まちづくり”に繋がる可能性も秘められています。

この「とのしょうアート化計画」は、土庄町の歴史と文化をテーマに、地域住民とアーティストが一体となって現代アートを制作し、地元の活性化を目指すものです。今年も精鋭アーティストにご参加いただき、8月1日から10月4日までの約2ヶ月間、町内7会場での作品公開やワークショップを開催いたします。

今回は、昨年好評だったものを継続公開するほか、地元の風景や失われていく歴史にスポットをあてたもの、アーティストと地元の皆様がワークショップを積み重ねて創りあげたものがございます。それぞれの会場で、小豆島の昭和当時の面影や先人の方々の思い出や記憶と共に作品をご鑑賞ください。

また、斬新な取り組みとして昨年の作品を1分間の映像でみるバーチャル美術館「1minute museum-1分美術館-」をご提供します。目の前に展開される異空間をお楽しみください。

この夏が多くの皆様にとりまして、小豆島でアートと共に過ごされる時間が良き思い出となることを心から願っております。

最後になりましたが、本プロジェクトに参加されました皆様方をはじめ、ご尽力されました関係者の皆様のご苦労に対し心から感謝と敬意を表しまして、ご挨拶とさせていただきます。

土庄町長 三枝邦彦

 

 

「光を観る」土庄港フェリーターミナル 2 F にて展示中

昨年に引き続き今年も、城戸みゆきさんの「光を観る」を一足早く7月19日から展示しています。

光を観る2014

光を観る2014

土渕海峡の光 土海峡の光

 

島の浜辺 島の浜辺

 

農村歌舞伎の舞台 農村歌舞伎

 

風景のある家2

城戸展示案内2014

 

 

今年の城戸みゆきさんは、とのしょうアート化計画2015に向けて「旧戸形小学校の校歌」を使った作品を制作します。

「土庄町での表現の可能性を探る…」                                                                       私は近年、日常の生活で私たちが目にしているものを素材として使用し、そこから大きな風景を感じさせるインスタレーションを作ることを試みています。昨年は土庄町で出会った風景から生まれた物語を家の形の箱の中に封じ込め、架空の町を作る作品を作りました。他者の視線を覗き込むことで見慣れたはずの風景の中から新しい世界が現れました。

今年は「忘れかけている風景」をテーマに、戸形小学校の校歌を使った作品を作りたいと考えています。私たちは気付かぬうちに色々なことを忘れながら生きています。あまりに当たり前のように日常に存在している歌、校歌。しかし卒業して長い年月が経ったとき、私たちはその歌をどれくらい覚えているでしょうか。

土庄町にある美しい小学校、旧戸形小学校にもかつて多くの卒業生に歌われてきた校歌がありました。それが統廃合をきっかけに歌われる機会がなくなり、やがて忘れられたことさえ気付かずに失われていくかもしれません。旧戸形小学校の学区で多くの方々に校歌を歌っていただき、その歌を録音して収集したいと考えています。どの部分を皆ははっきりと覚えていて、どの部分が忘れられているのか? それを可視化していく過程で、おそらく歌以外の記憶も掘り起こされていくことでしょう。

土庄町での何かのイベントの時やお祭りなどの多くの人が集まる機会を利用して、皆さんと交流しながら歌を収集していくことができればと考えています。

城戸みゆき

 

来年の春には土庄町にある土庄、北浦、淵崎、四海の小学校が統廃合されて新しい小学校になり、毎年歌われていた校歌も、もうすぐ聞かれなくなります。そして「忘れかけている風景」になるかもしれません。